センパイからの応援メッセージ

商工会議所女性会の会長として、また女性経営者として活躍する山本さん。そして3人のお子さんを育て、今は10人の孫、 15人のひ孫がいらっしゃる髙橋さん。
彼女たちが仕事や生活を通じて感じたことや、今の20代、30代女性に伝えたいことを聞いてみました。

自分に限界をつくらない。やってできないことはない。

結婚してから、夫とともに各地を飛び回って仕事をがんばってきました。性別を意識したことはありません。とにかく「やらなあかん!」と思うことをやってきた。
これからは女性も活躍しないとだめ。役職などにも遠慮せずにチャレンジしてほしいですね。性別は関係なく、すべては自分次第なんです。
これまで助けてもらった人のことや、地域の方にお世話になった恩は忘れません。事業というのはお金があるだけではできない。経営の視点も大切ですが、今はそれに加えて地域に貢献できる事業がしたい。これから子どもも高齢者も、障がいのある人もいつでも、いつまでも利用できる、そんな心地いい場所をつくるためにがんばっています。

美濃加茂商工会議所女性会 会長 山本順子さん

子どもにとって、家庭の環境は一番大事。それをつくるのは夫婦の良好な関係です。

大正3年生まれです。7人きょうだいの3番目として生まれ、家業の農業を手伝いながら育ちました。女学校にも通い、母からは料理や裁縫などを教えてもらいました。「どんな生活になっても、しっかりと生きていける力を身に付けなさい」、そう教えてくれた両親にはとても感謝しています。
結婚して子どもを3人授かりましたが、夫は若くして他界。生活のために洋裁の勉強をし、子育てしながら家庭科の教師として働きました。
いろんな経験をして今感じることは、家庭が一番大事なんだということ。今の子どもたちを見ても、あいさつひとつから家庭環境が見えてきます。良い家庭のためには、夫婦が相談し合って、何でも話せる関係をつくっておくことが大事なことでしょうね。

髙橋美志恵さん

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